知らない用語をいつの間にかみんなが当たり前のように使い出していて、意味が分からなかったという経験はないだろうか? Twitter、2ちゃんねる、SNSなど、ユーザー同士がコミュニケーションできる場所が無数にある現在では、ちょっとしたきっかけからネットスラングが発生し、伝播するスピードも早い。そこで、過去3回の連載に引き続き、頻繁に使われるネットスラングの意味と用法を紹介しよう。
黒歴史
【意味】
もともとはアニメ『∀ガンダム』で「宇宙戦争の歴史」の総称として使われていた単語だが、ネット上でスラング化し、「恥ずかしい過去」「なかったことにされている事実」といったニュアンスで使われる。
【用法】
「お前、高校時代は地味だったよな。さては大学デビューか」
「高校時代は俺の中で黒歴史化してるので触れないでくれ」

フラグ
【意味】
ゲームなどで、特定のイベントを開始させるためには「ボスを倒さなければならない」などの条件がある場合、ボスを倒して条件が整った時は「フラグが立った」という言い方をする。ネットスラングでは、伏線、予兆、お決まりの展開といった意味で使われている。「死亡フラグ」「生存フラグ」「負けフラグ」「恋愛フラグ」などの種類がある。
【用法】
「このプロジェクトが終わって、忙しさが落ち着いてきたら彼女にプロポーズしようかと思ってるんだ」
「お前、死亡フラグ立ってるぞ」

誰得
【意味】
「誰が得するんだよ」の省略形。意味がないもの、誰も欲しがらないようなものが話題になると「誰得だよ」というレスが付けられる。「俺得」(俺が得する)、「皆得」(みんなが得する)などの類義語がある。
【用法】
「"ラブプラス"のパロディゲーム"デブプラス"が出るらしいけど、誰得って感じだな」
「俺得だけどな。太った女性が好きな人は案外多いんだよ」

lol
【意味】
海外のネットスラングで、「laugh out loudly」「lots of laugh」を略したもの。日本語では「爆笑」といったニュアンスになる。外国人が多いネットゲームやYouTubeのコメント欄では頻繁に使われる単語だ。
【用法】
「この間、ゲーム中に外国人がチャットでやたら"lol"とか書いてたんだけどどういう意味かな?」
「日本語で言えば"ワロタw"みたいな感じかな。"lolololol"とか連打されてれば"クソワロタwwww"みたいな感じではないかと」

パネェ
【意味】
「半端じゃない」を略したもの。伝説の不良としてネットで話題になった瓜田純士が自らのブログで好んで使ったため広まった。もともと「ハンパねぇ」という省略語が存在したが、それをさらに略しており、多少バカにしたニュアンスが含まれている。
【用法】
「広末涼子が再婚した相手、メチャクチャいかついな」
「Candle Juneだろ。アイツはマジでパネェって噂聞いたことあるぞ」

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