フィオレンティーナの指揮官就任が正式に決まったシニシャ・ミハイロビッチ監督が4日、記者会見に登場した。

新しい挑戦への意気込みを述べた後、同指揮官は具体的な戦い方について述べている。

「(MFステファン・)ヨベティッチは素晴らしい選手だ。そのほかに、(MFアデム・)リャイッチも将来有望だね。ヨベティッチは攻撃的なポジションならどこでもこなせる。我々がどう戦いたいかということ次第だろう。私は基本的に4-3-3で戦いたいと思っている。状況によっては、4-2-3-1をチョイスするつもりだ」

また、ウディネーゼからMFガエターノ・ダゴスティーノが加入することについてもコメントした。

「ダゴスティーノは、ずっと前から私が気に入っていた選手だ。今シーズンはいくつかの問題があったね。しかし、その前までは最高のプレーをしていたよ」

そして、過去に起きたFWアドリアン・ムトゥとのトラブルを振り返っている。2003年、ラツィオの選手だったミハイロビッチ監督はチェルシーと対戦した際、相手選手だったムトゥにつばを吐きかけた。

この事件について、ミハイロビッチ監督は、「何年も前、ムトゥに弁明した。過ちを犯したのは私だ。彼は素晴らしい男で、偉大な選手だった。彼との間には何もない。むしろ、私は彼を気に入っている。血気盛んな性格は、私に似ているように思うよ」とコメント。過去の問題の影響はないと強調した。