マンチェスター・シティのロベルト・マンチーニ監督が、リヴァプールFWフェルナンド・トーレスの獲得を望んでいる。それだけではない。彼を中心に来シーズンのチームをつくりたいと願っているのだ。F・トーレスを獲得したいと願っているヨーロッパの指揮官は、もちろん彼だけではない。だが、マンチーニ監督は自身のクラブが世界で最もリッチであることを理解しており、F・トーレス獲得も問題ないと見ているのだ。

実際、マンCはF・トーレスを手に入れるために、断れないようなオファーを準備しているという。財政難に苦しむリヴァプールに7000万ユーロ(約88億円)の移籍金、そして選手には週給2万3000ポンド(約330万円)を用意しているそうだ。F・トーレスはチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、リヴァプールを離れる準備があるとしている。

一方、英紙『サン』と『ミラー・スポーツ』によれば、マンチェスター・ユナイテッドとミランがFWディミタール・ベルバトフ、FWクラース・ヤン・フンテラールのトレードを検討しているという。両者はそれぞれのクラブで満足のいくシーズン送れていない。

また、『エクスプレス・スポーツ』では、ミランも関心を抱くセビージャFWルイス・ファビアーノが、マンUにラブコールを送っている。同選手は「僕はすごくマンUを称賛しているんだ。(アレックス・)ファーガソン監督の下でプレーできたら、リーグ戦や重要なトロフィーを勝ち取ることができる」と述べた。同選手の移籍金は1800万ユーロ(約22億6500万円)と言われている。

なお、『ミラー・スポーツ』によれば、ユヴェントスは来季の再生に向け、アーセナルFWロビン・ファン・ペルシを狙っているそうだ。ユーヴェはそのためにGKジャンルイジ・ブッフォンとMFフェリペ・メロを手放す用意があるという。F・トーレスやヴォルフスブルクFWエディン・ゼコの獲得が不可能なことから、ファン・ペルシにターゲットを変更したとのことだ。