ニューヨーク・メッツの五十嵐亮太投手が、左太もも裏を痛め、15日間の故障者リスト入りすることがわかった(4月21日付公式HP)。

 五十嵐は火曜日のシカゴ・カブスとの試合で、8回にバント処理を試みたときに太もも裏の筋肉に違和感を覚えたという。そのまま投げ続けたものの、2アウトを取ったところで降板した。五十嵐は「(バント処理のあと)痛みはあまりなかったので、投げ続けることができた。でも、しばらくしたら、太もも裏の感覚が麻痺してきたので、2アウトを取った時点で、用心のために降板を決めた」と述べていた。

 水曜日にMRI検査を受けた結果、15日間の故障者リスト入りすることが決まった。症状は軽く、様子を見ながら徐々に投球練習を始めると、球団から発表があった。

 五十嵐はこれまで7試合に登板し、6⅔回を投げて失点1、防御率1.35の安定した投球で、当初の中継ぎからセットアップマンという、より重要な役割を任されるようになったばかりだった。

 155km/h前後の速球とスプリット・フィンガード・ファストボールの組み合わせで打者を打ち取る活躍は、メディアから「うれしい驚き」といわれるほどで、セットアップマンの役割は本人も強く希望していた。