6日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグで、CSKAモスクワに1−0と勝利を収めたインテル。CLではこれで5連勝。そして何より、チームは2003年以来となる準決勝進出を果たしている。試合後は、インテルの全員が満足していたようだ。

MFエステバン・カンビアッソは次のようなコメントを残している。

「セミファイナル進出は素晴らしい目標達成だけど、今の僕らはファイナルに行きたいと願っている。僕らはすぐに自分たちが(ファーストレグの結果を)守りに来たわけじゃないってことを示した。ファーストレグのことは決して考えずに戦ったよ。気迫を込めてピッチへ向かったし、望んでいた結果を得ることができた」

インテルは準決勝でバルセロナと対戦するが、試合後の時点では相手がアーセナルになる可能性もあった。

「準決勝のことを話すのは早すぎるよ。まずはリーグ戦とコッパ・イタリアがある。僕らは良いプレーをしているし、結果もついてきている。もちろん、そのことで僕らはより確実さを感じることもできているよ。自分たちの力に自信を抱いているんだ」

一方、MFデヤン・スタンコビッチもCLでの好調ぶりについて、イタリア『スカイ』に対してこう話している。

「連勝を続けているし、僕らは調子も良い。このまま続けなければいけない。簡単じゃなかったし、ファーストレグとは違う試合になるだろうと思っていた。結局そうなったね。ただ、彼らに退場者が出たことで僕らの助けとなった。僕ら自身も良かったけどね。何が変わったかって? 今の僕らは先へ勝ち進めると確信している。自分たちが強いグループで、最後までいけるってことを信じているんだ」

「(自分のパフォーマンスに)満足しているよ。僕はケガがあって、クリスマス休暇を経て、また負傷してしまった。そして試合をこなしながら戻ってきたんだ。僕らはロボットじゃなくて人間だからね。でも、今は調子が良いよ。次はまたリーグ戦で厳しい戦いが待っている。僕らは決して屈してはいけない」