「チェルシーに勝ったのは重要だ。チャンピオンズリーグ(CL)のためだけじゃなく、そのほかすべてのためにもね」。24日のCL決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、カルロ・アンチェロッティ監督率いるチェルシーを下し、インテルのマッシモ・モラッティ会長は明らかに満足しているようだ。同会長は『インテル・チャンネル』に対し、チームプレーとジョゼ・モウリーニョ監督の采配を称賛している。

「本当に彼(モウリーニョ監督)は優秀だ。選手たちのこと、そして特に彼のことを知っているから、チームがしっかり準備してあることは分かっていた。マリオ・バロテッリを投入したのも重要だったね。最後まで勝利を目指すための手段だったからだ」

さらに、モラッティ会長はモウリーニョ監督のみならず、この日の主役たちにも賛辞を送った。

「ディエゴ・ミリートは彼らしい、素晴らしいゴールを決めた。ワルテル・サムエルはスペクタクルな対決を見せてくれたね。一方で、ルシオは信じられないほど素晴らしく、勇気が溢れていた。彼はまったくミスしなかったね。2人分のプレーだったよ…」

一方で、モラッティ会長は「ウーディネではディフェンス全体が出場停止だから…」と、リーグ次節のウディネーゼ戦についても言及。次のように続け、セリエAにも十分な注意を払って望まなければならないと強調した。

「我々の道のりは上り坂にある。選手たちは簡単じゃないことを理解しなければならない。必要なのはナーバスになることではなく、チームのキャラクターだということを分からせてくれた過去の経験があるはずだ」