24日に行われた延期分のセリエA第17節で、フィオレンティーナに敵地で2−1と勝利を収めたミラン。この勝利で首位インテルとの勝ち点差を4ポイントとしたレオナルド監督は、タイトルの行方がまた分からなくなったことを理解している。良いプレーをしたフィオレンティーナを相手に、指揮官は気迫のパフォーマンスを見せたと話し、チーム全体に賛辞を送った。

「我々は前半に苦しんだ。フィオレンティーナは良いスタートを切り、我々は彼らの高い位置からのプレスに苦しめられたね。後半はより動きがあって、終盤に気迫と意欲を示した。戦術やテクニックとは別のところで得た勝利だ」

「今日はメンバーを選ばなければならなかった。(マシュー・)フラミニは素晴らしかったね。見事なゲームをした。ディフェンスは少し苦しんだが、望んでいたように高い位置をキープしてくれたよ。ロナウジーニョは良かった。(アンドレア・)ピルロはマークされていたから苦しんだが、今日は苦しむと分かっていたよ」

一方、決勝点を挙げたFWアレシャンドレ・パトは、次のようなコメントを残している。

「フィオレンティーナは素晴らしい試合をしたけど、勝ったのは僕らだった。これだけ大事な3ポイントを獲得できたのは良かったよ。(厳罰処分を科された)インテルが異議を申し立てた? 僕は勝つことだけを考えている。僕らは仕事をする準備をしているよ」

「ミランはシンプルに、ゴールを奪うためにプレーした。レオナルド監督? 僕らは彼と一緒にいるし、彼は僕らと一緒にいる。僕らはまとまっているのさ。僕らはみんなのためにベストを尽くさなければならない。このチームはみんなのために戦い、みんなのために勝つんだ」