「満足しているよ。僕らは勝たなければいけなかったけど、それを実現したんだ」。24日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、チェルシーにホームで2−1と勝利を収めたインテル。決勝点を挙げたMFエステバン・カンビアッソは、このように結果への満足感を表している。

「僕らは勝つためにピッチへ向かい、それを叶えた。次はラウンド突破のために、向こう(敵地)へ行くことになる。偉大な2チームの対戦であり、僕らは2試合ともバトルになると分かっていたよ。ここで一つのバトル、そしてロンドンでもう一つのバトルになるとね」

この勝利でCLにおけるインテルの調子が変わったとの声には、「(CLは)特殊な試合なんだ。いろんなエピソードが痛手になることも多い。去年の僕らはマンチェスター・ユナイテッドとの対戦で、胸を張って去ったけれど、今は争うためにロンドンへ向かうよ」と語った。

インテルはリーグ前節のサンプドリア戦で判定に不満を示し、カンビアッソも2試合の出場停止処分を受けている。緊張感がチームに影響を及ぼすとも見られるが、同選手は「僕らはいつもと同じように正しいスピリットで戦った。何も変わっていないよ」と強調している。