この絵は何? Android向けソーシャルゲームが人気

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Roselyn Roark


[答えは「お金」。欧米の伝統的貯金箱は、豚型のPiggy bank]

古くからあるグループゲーム『ピクショナリー』(Pictionary)の愛好者に朗報だ。[ピクショナリーは、チーム対抗戦で行なうお絵描きゲームで、与えられたお題で素早く絵を描き、その内容を当てるもの。日本版は現在は絶版だが、オークションで取引されている]

携帯電話OS『Android』のアプリ・ストア『Android Market』で、『ピクショナリー』の現代版とでもいえる『What The Doodle?!』が提供されている。モバイル・インターネット接続とソーシャルゲームを活用した、初めてのタッチスクリーン描画アプリだ。

『What The Doodle?!』では、世界中のプレイヤーと対戦できるほか、データ通信の遅れによる描画時の誤りを補う「simulate strokes」機能も備えている。

ソーシャル面はさらに充実しており、『ピクショナリー』を複数人でプレイする場合の面白さが強化されている。『What The Doodle?!』は、友人リスト、チャットルーム、各ユーザーのデータ接続統計、総合ランキングスコア、不正行為の報告機能、さらには、「多数決による追放」という小さな民主主義的機能まで備えている。

わずかだが、細かな問題点はある。一部のゲームモードでは、単語のデータベースに制限があるようだ。私は10分のうちに同じテーマを2度与えられたことがある。頻出テーマを覚えてしまった熱心なプレイヤーもいるので注意が必要だ。ほとんど何もない画面を3秒だけ見て「じょうろ」と言い当てることができるだろう。

また、『myTouch』や『HTC Hero』でプレイする人は、推測を記入する時に、絵の部分にソフトキーボードが被さって面倒なことがあるかも知れない。しかし、そんな時のために音声認識の機能が内蔵されている。

『What The Doodle?!』は、2009年の『Android Developer Challenge』において、全体の2位、カジュアルゲーム(Casual/Puzzle)部門の1位を獲得している。

WIRED NEWS 原文(English)

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