10年間R・マドリーの右サイドバックとしてチームを支えてきたサルガドがついにチームに別れを告げる時がきた。スポーツ・ディレクターのミゲル・パルデサ氏が直接サルガドに構想外であることを伝え、R・マドリーでの選手生活にピリオドを打つこととなった。

 ラウル、グティに続く3番目のキャプテンとしてここ数シーズンはチームのまとめ役に徹してきたサルガド。しかし、試合出場回数は年々減る傾向にあり、フィジカルの強さが持ち味のサルガドだが、試合に出場してもFWの動きについて行くことができない場面が多々見られた。

 33歳になったサルガドの今後の目標はあと3年くらい他チームでプレーを続けるということのようだが、もちろん移籍先についてはまだ確定していない。R・マドリーからまた一人黄金時代を支えた選手がいなくなるのは寂しい気もするが、今後もまだ他チームで右サイドを駆け上がるサルガドの姿を見たいものだ。

(スペイン通信)