インテルのジョセ・モウリーニョ監督は、2月1日のセリエA第22節トリノ戦でもFWマリオ・バロテッリ(18)の招集を見送った。トリノ戦前日の記者会見に臨んだモウリーニョ監督は、試合に出場できないことに不満を募らせ移籍を望んでいるバロテッリに対して、メッセージを送った。

モウリーニョ監督は「私にとって、選手はみな平等だ。バロテッリは若く、世間の彼に対する期待は高い。しかし彼もまた、他の選手と同じ立場だ。彼を特別な存在にしたい、という風潮が原因で、彼はピッチ上のみならず私生活でも自己管理を怠るようになった。自分も彼をベンチ外にすることは望んでおらず、この現状に心を痛めている。誰が心からバロテッリをサポートしようと考えているのかを、彼がいつの日か気付いてくれることを願っている。偉大な選手、そして偉大な男になるために無駄な時間など存在しない」とコメントした。