docomo PRO series(ドコモプロシリーズ)HT-01A
ドコモのHT-01Aは、HTC社製のTouc Proベースの高機能スマートフォン。
キーボードレスでiPhone3Gに真っ向から対決した「Touch Diamond」を一歩進め、好評なソフトウェア10キーだけでなくハードウェアQWERTY(クワーティ)キーボードも内蔵した小型端末である。

インターフェイスには、タッチスクリーン上を上下左右になぞって操作できるHTC社の「TouchFLO 3D」を搭載する。
「TouchFLO 3D」では、メニュー画面では左右に、ブラウザ画面では360度スライド、画像表示では指を回すことで拡大・縮小ができる。このほか、モーションセンサーが搭載されているので、傾きを自動検出して縦横の表示を自動的に切り換えてくれるなど、快適な操作性を実現している。
OSは、Windows Mobile 6.1 Professional、サイズは高さ 約 103×幅52×厚さ20mm、約 172g。
TouchFLO 3DメニューTouchFLO 3Dメニュー


■手にフィットする重さとサイズ
HT-01Aは、HT-02A(Touch Diamond)の110gと比べると60gほど重く、しっかりと手に端末の存在感を与えてくれる。HT-02Aとの大きな違いは、この適度な重さと手に収まりのよい厚み(20mm)だろう。
好みにもよるが、厚さ12.4mm、110gのHT-02A(Touch Diamond)では軽すぎる・薄すぎると感じた人には、HT-01Aの手応えは心地良いだろう。
HT-01Aクローズスタイル


■持ち替えナシのワンプッシュオープン 完成度の高いスライドキーボード
HT-01Aは、横スライド式のQWERTYキーボードを内蔵。スライドはバネ式で軽く横に押し出すだけでキーボードをオープンできる。
オープン方向は右側なので、左手にHT-01Aをもったまま親指だけのワンプッシュでキーボードをオープンし、そのまま本体を回転させて操作に移れる。

HT-01AクローズHT-01AオープンHT-01A横持ち


キーはスクエアタイプ。小型ながらフラットなキートップは指での認識もしやすい。キータッチはしっかりしたクリック感があり確実な文字入力ができる。日本語変換は、Advanced Wnnが搭載されている。
HT-01AのQWERTYキーボード


■サイドはシンプルなインターフェイス
側面は、シンプルなインターフェイスとなっている。
左側面は、ボリューム上下キーのみ、右側面には操作キーはなく下部にスタイラスが格納されている。上面は電源ボタン、底面は同期と兼用のヘッドフォンminiUSB端子を備える。
左側面右側面にはスタイラス


■メインカメラとバッテリー
背面には、メインカメラとバッテリー、SIMが納められている。
カメラは、約 320万画素(前面のサブカメラは約 31万画素)、静止画は最大2048×1536、動画は352×288で110分(本体保存時)

背面カバーを外すとバッテリーとSIMカードにアクセスできる。また、外部メモリ(microSD/microSDHC)は、背面カバーをあけた左側にあるため、背面カバーを外さないと交換はできない。
背面背面カバーを外すとバッテリー・SIMカード・外部メモリにアクセスできる


■スペック
OS     :Windows Mobile 6.1 Professional
プロセッサ : Qualcomm 7201A 528MHz
メモリ   : ROM 512MB、RAM 288MB
ディスプレイ:約 2.8インチ VGA(480×640ドット)
カメラ   :約 320万画素(サブカメラ:約 31万画素)
無線    :無線LAN IEEE802.11b/IEEE802.11g準拠、Bluetooth
外部メモリー:最大容量 microSDT 2GB/microSDHC 8GB
日本語入力システム:Advanced Wnn
サイズ  :高さ 約 103×幅52×厚さ20mm、約 172g

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