EURO2008敗退後にフランス代表からの引退を表明したDFリリアン・テュラム(36歳)は27日、心臓の問題でパリ・サンジェルマンへの移籍は実現しなかったと話した。
 バルセロナから1年契約でパリのクラブへ移籍するはずだったテュラムだが、メディカルチェックで問題が発覚した。
 テュラムは記者会見で、「突然のことで、ものすごく驚いている。これからの1カ月ほどで、プレーを続けられるか、引退を余儀なくされるかわかるだろう」と話し、精密検査を受けることになったと説明した。
 パリSGのポール・ル・グアン監督は、「今でも彼がうちのチームを助けてくれるという希望は持っている」と話した。
 クラブのヴィルヌーヴ会長によると、問題は心臓肥大だったという。