インターネット中毒は病気?精神科医が警告

インターネットにつなぎっ放しじゃありませんか?

一日のうちの大半をEメールのチェックやネットサーフィンしていないと落ち着かないということはありませんか?

とりつかれたように長い時間をネットに費やしてしまうインターネット中毒・依存症の人が増えつつあり、健康が脅かされていると米国の精神科医が報告しています。

Telegraphによると、ネット中毒者というのは不健康なほどの時間をオンラインゲームやポルノ閲覧やEメールに費やしていると伝えています。

中毒者には4つの症状があり、

  • まず食事や寝るのを忘れるほどのめりこみます。
  • システムに慣れてくると、さらに高性能なテクノロジーや長時間のオンライン接続を求めるようになります。
  • パソコンの利用時間が奪われると禁断症状が出てきます。
  • そして他の中毒と共通の症状として、人間関係で衝突しやすくなる、疲労を感じやすくなる、試験の結果が悪くなる、社会から孤立していくようになる、などがあります。
  • 初期の調査では高学歴で社交的ではない男性に多いとされていましたが、最近では中年女性に問題を抱える人が増えてきているようです。

    精神科医のジェラルド・ブロック医師によると、患者の中にはひどい中毒で、投薬や入院まで必要な人もいるということだそうです。

    人間関係の代用になっているように見えて、現実の社会と同じようにネットの社会の中で精神を消耗してしまうようです。

    子供たちはゲームをすると話し合ったりしますが、大人は秘密にします。パートナーと時間を過ごしたり、妻ともめたり、子供たちのごはんを食べさせたりといった時間に、この大人たちはゲームをしているのです。

    英国の精神科医の以前の報告によるとインターネットユーザーの5〜10%はネット中毒者であると伝えています。

    以前はなかったものが病気と認定されるのは、単純に絶対数が増えてきたともいえるので、PCとインターネットの普及拡大に伴った現代病だと思われます。

    ゲームでもテレビでも言われたことですが、何でもひとつのことだけにのめり込み過ぎるのは良くない、という当然の話でもありますね。

    中毒とまでは自覚していなくても、ちょっと依存しすぎかなと思ったら、他のことにも目を向けてみましょう。

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