サッカーの“神様”ペレが、ブラジル紙“O Estado de S.Paulo”のロングインタビューに応じ、元アルゼンチン代表の天才FWディエゴ・マラドーナを批判した。ペレは「彼はドーピング検査で陽性反応が出ている以上、受賞したタイトル全てを剥奪されるべきだった。ドーピング検査で陽性反応となったオリンピック選手らはメダルを剥奪されているのだから、マラドーナが剥奪されないのはおかしい」と持論を展開。

 また、マラドーナの欠点についてペレは「マラドーナは最高の選手だったが、右足でのドリブルはできなかったし、ヘディング・シュートを決めることもなかった。完璧な選手ではなかった。私は彼よりも彼と同じアルゼンチン人のアルフレッド・ディ・ステファノの方が断然好きだった。彼はマラドーナより優れていたよ。より完成され、スピードもありそして得点数も彼より多い」とコメントしている。