23日のバーミンガム戦で左足骨折の重傷を負ったアーセナルのFWエドゥアルド・ダ・シルバは、ブラジル紙のインタビューに応じ、バーミンガムのDFマーティン・テイラーのタックルは故意のものだったと不快感を露にした。

 すでに手術を行い9ヶ月間の離脱を強いられることになったエドゥアルド。英国紙の報道では、入院先の病院を訪ねてきたテイラーの謝罪を受け入れたと報じられていたが、このクロアチア代表はテイラーのタックルを故意のものと認識しているようだ。

「テイラーのタックルには悪意があった。正直に言って、何が起きたのか正確には覚えていないし、テレビや新聞であのシーンを振り返る気にもならない。ただ、テイラーが故意に僕の足を狙ったことだけは確実だ。今は出来るだけ早い時点で復帰することしか考えていない。ユーロ2008出場のチャンスも諦めざるを得ないね」

 ブラジル生まれで、2004年にクロアチア国籍を取得したエドゥアルドは、“母国”のマスコミに対し、思わず本音を語った形となった。それでも、「起きてしまったことは仕方がない」と気丈に語るクロアチア代表は、再びピッチ上でプレーすることしか考えていないようだ。

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