ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が退任

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 ミランは28日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(41)の退任およびスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏(49)の辞任をクラブ公式サイト上で発表した。

 ガットゥーゾ監督は2017年11月にビンチェンツォ・モンテッラ前監督の後任として、U-19チームの指揮官から昇格。2年目の今季は最終節まで来季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内となる4位以内の可能性を残していたが、5位でシーズンを終えた。来季もUEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることが決まっている。

 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、イバン・ガジディスCEOはUEFAのファイナンシャル・フェアプレー規則を守るため、来季に向けて選手獲得のコストを抑える方針を取ると見られているようだ。これがガットゥーゾ監督やレオナルド氏の意見と異なり、両者がクラブを去る理由の1つになったという。

 ガットゥーゾ監督の契約は2021年までとなっていたが、双方合意での契約解除となり、同監督は残り2年分の給与を受け取らない選択をしたとのこと。なお、後任候補にはモナコのレオナルド・ジャルディム監督、ラツィオのシモーネ・インザーギ監督、サンプドリアのマルコ・ジャンパオロ監督などの名前が挙がっている。