【ソウル聯合ニュース】日本ケミコンが韓国でコンデンサー価格の談合行為により、罰金刑を受けたことが25日、分かった。

 ソウル中央地裁は独占規制及び公正取引に関する法律違反の罪で略式起訴された日本ケミコンに対し、罰金2億ウォン(約2000万円)の略式命令を出した。

 また日本ケミコンの役員に2000万ウォン、別の日本企業3社に5000万〜1億ウォンの罰金刑を科した。

 日本ケミコンなど4社は2000年7月から2014年1月にかけて、家電や電子設備に使われるコンデンサーの価格を示し合わせてつり上げ、合計7864億ウォン分を韓国企業に納品したとして起訴された。

 納品された部品はサムスンやLGなど大手家電メーカーや中小企業の製品などに使われた。