「Wiiショッピングチャンネル」本日1月31日終了 今後は再ダウンロードのみ
任天堂は、かねてから案内していたように、WiiおよびWii Uの「Wiiショッピングチャンネル」でのソフト販売を本日1月31日の14時59分をもって終了します。

購入時に必要な「Wiiポイント」の販売はすでに終了しており、本日をもって販売済みのWiiポイントやニンテンドーポイントプリペイドカードの利用ができなくなります。購入済みのWiiウェアやバーチャルコンソールなどの再ダウンロードや、他の本体にソフトウェアを移行する「Wiiからの引っ越し」機能は引き続き提供されます。こちらの終了時期は未定としているものの、将来的には終了すると案内されています。

なお、未使用の「Wiiポイント」、「Wiiポイントプリペイドカード」、「ニンテンドーポイントプリペイドカード」については、今後、払い戻しが受け付けられます。払戻期間は2月20日10時〜8月30日17時。払戻方法はニンテンドーeショップの残高への振り替えか、銀行口座への振り込み、ローソンでの現金受取という3つが用意されます。

任天堂初のオンラインソフト販売ストア


Wiiショッピングチャンネルは、2006年のWii発売と同時に開始されたオンラインストア。カセットやディスクでのパッケージ販売にこだわってきた任天堂として初めて店頭に行かずに購入できる販売方式で、パッケージ販売のソフトだけでなく、オンライン専用タイトルの「Wiiウェア」や、旧世代ハードの名作を移植した「バーチャルコンソール」なども販売していました。

2012年発売には後継ハード「Wii U」では、ニンテンドーeショップという新しいストアを搭載され、新作ソフトの販売はこちらに移行しています。

そして、さらに後継のNintendo Switch(2017年発売)では、Wiiとの互換機能が切り捨てられたため、Wiiショッピングチャンネルで購入した作品を引き継ぐこともできなくなっています。

Wiiショッピングチャンネルで、特に画期的だったのが旧世代ハードの作品を楽しめる「バーチャルコンソール」。ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、ニンテンドウ64といった任天堂のハードだけで無く、セガのメガドライブ、ハドソンのPCエンジン、SNKのNEOGEOなどの幅広いハードウェアのタイトルを1本数百円程度で販売していました。

Nintendo Switchではこの「バーチャルコンソール」は引き継がれていませんが、有料のオンラインサービスではファミリーコンピュータのタイトルを遊び放題で楽しめるという特典が用意されています。Switchの遊び放題では、近々スーパーファミコン作品も配信されるのではないかといううわさもありますが、他社ハードの作品まで(単品販売で)幅広く扱っていたバーチャルコンソールと比べると、作品ラインナップは未だに大きく見劣りする状況です。
関連記事:
Nintendo Switch Onlineでスーファミゲームが遊び放題に?コード内に『スーパーマリオワールド』等を発見