声優・金田朋子がドコモの子育て支援AIスピーカーに「人生相談に乗ってほしい」と本音をポロリ

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NTTドコモは、次世代通信規格「5G」やAI、IoTなどの最新技術を紹介する「DOCOMO Open House 2018」を開催した。
場所は東京ビッグサイト、期間は12月5日から7日まで。

「DOCOMO Open House 2018」では、
声優・金田朋子、俳優・森渉夫妻をモチーフにした、「育児サポート機能」搭載のスマートスピーカー(AIスピーカー)「トモちゅん」も紹介された。

会場内のステージでは、金田と森、そして1歳半の娘・千笑ちゃんも登場。
スマートスピーカー「トモちゅん」についてのトークセッションが行われた。

この「トモちゅん」は、ドコモAIエージェントAPIを利用した次世代エンタテインメントコンテンツを企画開発するプロジェクトのひとつだ。


トモちゅん

「トモちゅん」は、金田を模したぬいぐるみ型のAIスピーカー。
音声を担当するのは、金田と森のふたりだ。

話しかけると、歌をうたってくれたり、天気情報などを教えてくれたりするほか、子育てサポート機能として、離乳食のレシピも教えてくれる。


トークセッションの様子

ステージでは、実際に金田家で「トモちゅん」を利用したシーンの映像も紹介された。
MCを担当する女性から
「(トモちゅんに)あったら嬉しい機能は?」
という質問がでた。
金田は、
「人生相談に乗ってくれる機能があればいい」
「友だちが少ないんで」
と、自虐交じりに本音を語る一幕も。

するとMCの女性も
「子育ては孤独」
「気軽に飲みにも行けない」
と育児の大変さに反応を示すと、

金田も
「家にいることが多い、夜遅くまで出歩けない」
と共感した。

二人に共通するのは、育児に追われると、
・外出する機会
・人と接する機会
これらが減るため、AIスピーカーが話し相手になってくれると嬉しいという心情だ。

一方で、育児に参加しているという森も
「(千笑ちゃんが)風邪引くことが多い」
「夜中に熱を出したりすることがある」
など、具体的な例をあげ、
「(トモちゅんに)夜中でもやっている病院とか、(風邪や病気の)対処法を教えてほしい」
などと熱望した。

森は、
「今はケータイで調べているんですが、(AIスピーカーに)聞いて答えてくれる機能があれば助かる」
と、リアルで切実な回答を吐露した。

さらに金田と森は、キャラクター化したAIスピーカーについて、
・夫婦間のケンカを仲裁してほしい
・元気を出したいときに一発芸のようなものをしてほしい
などの期待も述べた。

「ドコモAIエージェントAPI」を使うと、「トモちゅん」のように色々な声を合成することができるのが大きな特徴だ。

今後ドコモは、「ドコモAIエージェントAPI」を活用し、声優などの声を活かしたキャラクタービジネスを積極的に推進していくという。

DOCOMO Open House 2018


撮影・執筆:2106bpm