韓国・国民大 校内への少女像設置を不許可に=推進の学生反発
【ソウル聯合ニュース】韓国・国民大が、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の校内への設置を不許可にしたことが、2日までに分かった。
同大の在学生でつくる少女像建立推進委員会のイ・テジュン代表はこの日、ソウル市内の同大正門前で記者会見を行い、「正義の歴史を建てるため学校本部の協力を期待し、9月からの50日間に書類や資料を送ったが、返ってきた回答は建立不許可ということだけだった」と話した。
イ代表は「光復(日本による植民地支配からの解放)から73年を迎えても、慰安婦被害者を象徴する少女像がなぜいまだに政治問題として罵倒されなければならないのか理解できない」と憤りを表し、「謝罪すら受けられない恨(ハン)の多い歴史を忘れないために設置しようとする少女像に対して、どうして政治的だと言えるのか」と批判した。
これに対し、大学側関係者は「政治的な争点になる少女像の設置問題を巡り、学内で賛否が分かれている現時点では、設置を不許可にせざるを得ない」と説明した。
今年4月に発足した委員会はこの半年間に1800万ウォン(約180万円)を集め、外部からの援助を受けずに学生自ら少女像のデザインから製作まで行い、設置を準備してきた。少女像は既に完成しており、工場に保管されているという。
同大の在学生でつくる少女像建立推進委員会のイ・テジュン代表はこの日、ソウル市内の同大正門前で記者会見を行い、「正義の歴史を建てるため学校本部の協力を期待し、9月からの50日間に書類や資料を送ったが、返ってきた回答は建立不許可ということだけだった」と話した。
これに対し、大学側関係者は「政治的な争点になる少女像の設置問題を巡り、学内で賛否が分かれている現時点では、設置を不許可にせざるを得ない」と説明した。
今年4月に発足した委員会はこの半年間に1800万ウォン(約180万円)を集め、外部からの援助を受けずに学生自ら少女像のデザインから製作まで行い、設置を準備してきた。少女像は既に完成しており、工場に保管されているという。