AKB48のNEWシングルリリースタイミングで贈る、恒例の“ニコ生女子会”。今回は9月19日発売の「世界選抜総選挙」で選ばれた上位16名が歌う『センチメンタルトレイン』のリリースを記念し、横山由依、武藤十夢、向井地美音、荻野由佳の4名の“ニコ生女子会選抜”が、『センチメンタルトレイン』に因み、電車にまつわる場所から「AKB48 ゆいはん,とむ,みーおん,おぎゆかのニコ生女子会でGO!」を生配信した。

番組が始まると4人が吊革に掴まりながら後ろ姿で電車あるあるトーク。生放送開始20時に振り返りざまのタイトルコールで、別の部屋に移動すると、そこは鉄道にまつわる本物の駅名標や、運転台、車掌マイクなどが置かれた、鉄道ファンに超人気となっているJOYSOUND品川港南口店自慢の“京急カラオケルーム”。

メンバーも「こんなんあるんだねー」「椅子とかも電車のだー」「初めて来ました」「これは京急ですね」と口々に感想を言い合いテンションが上がっているようす。天の声”ジェントル“から「4人でカラオケ行ったことはある?」と問われ、横山と向井地、武藤と向井地などAKB48内ではそれぞれで行った経験があるというが、「由佳とは行ったことないねー」と向井地が水を向けると、「はじめましてー♡」と荻野。和やかな空気が部屋を包み、「私、新潟でなかなか行けないので、今日はみなさんでカラオケー!」と嬉しそうに笑った。


カラオケの前に、電車と言えば”駅弁“ということで、4つの豪華駅弁が用意された。横山は天の声の紹介前に「やったー!!」とフライング。3人も「おなかすいたー!!」と大騒ぎだ。駅弁は優劣が付いたものではなく、どれも美味しそうな人気駅弁がラインナップ。誰がどれを選ぶかは”AKB48に加入した順“と告げられ、「急に年功序列、なんも言えない…」と向井地が意気消沈。「わたし2009年やから」と横山総監督が、最高に豪華な”ウニのせ焼肉弁当“をチョイス、2番目は2011年加入の武藤が「一番食べたいのを取られたので、中見ていいですが?」とおかずを確認。向井地は「AKB48はまずみんな開けるんですよね」と独自のルールを教えてくれた。

駅弁を食べながら、新曲『センチメンタルトレイン』の聴きどころ、ミュージックビデオの観どころなどを各メンバーが思い出話や裏話を交えて楽しくトーク。また「マジムリ学園」の秘話なども飛び出し、ファン垂涎のトークとなった。もちろんファンに超人気の“もぐもぐみーおん”も炸裂した。

そしてお待ちかねカラオケ企画。視聴者もメンバーとカラオケに来たという疑似体験が出来る人気コーナー、今回は題して「カラオケンタルトレイン」。タイトルや歌詞など電車に関係ある歌を順に披露。まずは横山がDREAMS COME TRUE『大阪LOVER』を選曲。車掌の制帽を被ってキメキメで熱唱すると、関西弁の歌詞が「ゆいはんにピッタリ」と大好評だった。実は大家志津香が歌っているのを聞いて影響されたんだそうだ。続いては向井地が「いま大好きなAKB48以外のアイドルグループの曲」と、私立恵比寿中学『感情電車』を歌唱。向井地も制帽を被ったが、ユーザーから「子ども車掌」とコメントされるほど愛おしいビジュアルにメロメロ。荻野は「電車と言ったらこの曲が一番に思い浮かんだんですよね」とNGT48『ぎこちない通学電車』を歌った。ユーザーからは『Maxとき315号』のリクエストも多かったが「ぎこ電!さすが荻野」の称賛の嵐。武藤はよく歌うという荒井由実『ルージュの伝言』をチョイス。ユーザーからは「はい最高」「美人車掌」「なるほど」などのコメントで溢れた。

続いての「ヤマノテンタルトレイン」は、いわゆる“山手線ゲーム”。お題に沿ってリズムよく答えていくお馴染みのゲームだが、最後に負けてしまったメンバーは次のカラオケコーナーで“合いの手、盛り上げ”担当となる。ここでは荻野がほかのメンバーの答えを聞いておらず、重複してアウトになってしまうことがしばしば、“合いの手”係へ独走かと思いきや、最終お題「横山さんの良いところ」で武藤が「よく、あれ、あれ、こういうやつ差し入れてくれるところ」と言いながら指で三角形を作ってアピール。結局“あれ”が出てこなかったためアウトに。ユーザーから“謎の三角形”と言われた正体は生八つ橋だったということでメンバーも「なんだー」と大爆笑。横山からは「八つ橋嫌いにならんとってー」とフォローも入った。ゲームの結果、合いの手は武藤が担当することに。しかしここで武藤が、今まで自分も気付いていなかった特技に目覚めてしまう。

盛り上げアイテムはタンバリンを使うこととなった武藤。「カラオケンタルトレイン〜終電」では、向井地提案で“せつない歌縛り”にすることに。しかし武藤から「切ない系でこれ(タンバリン)入れるの難しくない?」とクレームが。「それが罰ゲームなんやん」と横山に諭される。まず向井地がノースリーブス『君しか』をしっとり歌うと、それを邪魔しない程度に大いに盛り上げる絶妙のタンバリンの音が。ユーザーからも「タンバリンすげ」「さすがパリピ」などのコメントが増え始める。次の荻野はイルカの不朽の名曲『なごり雪』。この切ないナンバーにタンバリンは…との懸念をよそに、雪が舞い落ちる如く、しんしんと鳴るタンバリンのなんと切ないことか。これには横山も向井地も大盛り上がり。ユーザーもタンバリンで世界的に有名なパフォ―マー“ゴンゾー”のようだと絶賛した。そして横山は山口百恵のこれも名曲『いい日旅立ち』を熱唱。また抜群のタンバリンテクニックを見せた武藤に「タンバリンうますぎ」「職人だ!」と関心のコメントが溢れた。

番組の終わり、感想を求められた武藤は「ニコ生女子会に参加させていただくのは初めてで、みんなでわちゃわちゃできてすごく楽しかったです。そして何より自分の特技を見つけたことです!」と笑顔を弾けさせた。