エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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特大弾含む2発&4安打、8回には盗塁も決める

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手が3日(日本時間4日)の敵地インディアンス戦に「3番・DH」で3試合ぶりに先発出場。初回の第1打席に先制10号2ラン、3回の第2打席に特大の11号ソロを放つなど、自身初の1試合2発を記録した。5打数4安打3打点1盗塁と大爆発した背番号17を、現地記者も大絶賛だ。

 初回にインディアンスの先発右腕クレビンジャーから左翼方向へ先制10号2ランを放つと、この日最大のハイライトは3回1死の第2打席。真ん中付近の94マイル(約151キロ)を完璧に振り抜いた。

 打球は打った瞬間、それとわかる軌道を描き、右中間席の中段まで到達。2打席連続となる一発は、11号同点ソロアーチ。背番号17は悠々とダイヤモンドを一周した。

 8回の第4打席では中前打&盗塁。9回の第5打席でも中前打し、自身初の1試合4安打。MLBデータ解析システム「スタットキャスト」の担当記者、デービッド・アドラー氏はツイッターで「オオタニは今季のMLBで初めて2本塁打、4安打、さらに盗塁を1試合で決めた選手となった」とツイート。大谷のマルチな才能を細かすぎるデータで紹介している。

大谷はインディアンス戦で打率.643と大暴れ

 また米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のジョー・ラゴ記者は「ショウヘイ・オオタニはクリーブランドで打つのが本当に大好きなようだ」とツイート。大谷はインディアンス戦で3試合で14打数9安打4本塁打8打点、打率.643と驚異的な成績。4月3日のMLB1号、同4日のサイ・ヤング賞右腕コーリー・クルーバーから衝撃の一発など、イ軍相手に打ちまくっている。

 米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」も「初のマルチ本塁打、初の敵地での本塁打。オオタニはビーストだ」とツイート。後半戦でやや停滞していた大谷だが、“お得意様”を相手にまさに躍動した。(THE ANSWER編集部)