ニコラス・ホルトがサリンジャー役!
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 「ライ麦畑でつかまえて」で知られる小説家J・D・サリンジャーの半生を描いた映画『Rebel in the Rye』の邦題が『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』に決まり、2019年1月に日本公開されることが明らかになった。サリンジャー役は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『X-MEN』シリーズのニコラス・ホルトだ。

 本作が描くのは、20世紀を代表する天才作家サリンジャーの謎に満ちた半生と、「ライ麦畑でつかまえて」といった小説の誕生秘話。華やかなニューヨークを舞台に若きサリンジャーが自分の作風を見つけ出そうと試行錯誤を重ねる姿から、社交界のセレブとの恋の顛末、恩師との運命的な出会い、第2次世界大戦の最前線での経験によるトラウマにもがき苦しむさま、そして富と名声を手に入れながらなぜ絶頂期に文壇から姿を消したのかまでをひもといていく。

 サリンジャーに多大な影響を与えたコロンビア大学の教授にして、文芸誌ストーリーの編集者ウィット・バーネットにふんしたのは、ケヴィン・スペイシー。『大統領の執事の涙』の脚本家で俳優でもあるダニー・ストロングが原作の映画化権を自ら取得し、長編監督デビューを果たした。(編集部・市川遥)

映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』は2019年1月よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開