【金剛山、ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は22日、朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の再会に向けた赤十字会談を北朝鮮・金剛山で開き、合意書の草案を交換した。

 草案には、離散家族再会行事の開催時期、規模、再会方法などに関する内容が盛り込まれているとみられる。

 会談は同日午前10時から始まった。代表団全員が出席する全体会議が45分間行われた後、同11時45分から約1時間にわたり首席代表による接触が行われた。2回目の接触はまだ開かれていない。

 韓国からは首席代表を務める大韓赤十字社の朴庚緒(パク・ギョンソ)会長をはじめ統一部の局長や大韓赤十字社の局長が出席した。

 北朝鮮は対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会のパク・ヨンイル副委員長を団長に、朝鮮赤十字会の委員らが出席した。