【衝撃】地方コンビニだけの知られざる特徴15選! 地方でまったく違うグルメを展開中!

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ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンなどの大手コンビニエンスストアは、ほぼ全国的に店舗を展開していますよね。一部出店していない県こそあるものの、基本的には全国どこに行っても同じサービスを受けることができます。

地方によって独自のサービスがある



ところが、同じコンビニチェーンでも地方によって独自のサービスが展開されていることが多いのをご存知でしょうか。例えば関西のコンビニでは当たり前にやっているサービスなのに、関東ではまったくやっていないサービスがあったりするのです。同様に全国各地の独自サービスを調べてみると、かなり個性的なサービスがたくさん見つかりました。

そこで今回はトリビアニュース編集部で徹底調査を敢行し、全国各地のコンビニで行われているローカルサービスをまとめてみました。皆さんが当たり前だと持っていることが実は住んでいる地域限定のサービスだったりするかも……!?

地方コンビニの知られざる特徴15選



1. 北海道では「おにぎり温めますか」と聞かれる

全国的にはお弁当は温めてくれても、おにぎりは温めないのが普通ですよね。ところが北海道・東北地方のコンビニでは、おにぎりをレンジで温めて提供するのがデフォルトです。やはり寒い地域なので温かい食べ物が好まれるのでしょう。もちろん、他の地域でも希望すればおにぎりも温めてもらえます。

また、青森のコンビニではパンも温めるのが基本なようです。



2. 沖縄でもおにぎりは温める

なんと北海道・東北地方と対象的に、気候が暖かい沖縄のコンビニでもおにぎりを温める習慣があります。暑いと食べ物が傷みやすいため、食べ物は温めたほうが安全という考えが強く、熱々の出来立てが好まれる県民性もあるそうです。

3. 北海道では灯油を売っている

全国的にはガソリンスタンドなどで買う機会の多い灯油ですが、北海道ではコンビニでも買うことができます。寒いため冬場は灯油が生活必需品になることと、土地が広大なためガソリンスタンドが近くにあるとは限らないことが理由でしょうか。コンビニでは灯油だけでなくポリタンクや灯油タンクも一緒に売られているそうです。

4. 愛知ではおでんに味噌だれがつく

愛知・名古屋といえば味噌料理が名物。味噌おでんも人気ですよね。そのため、愛知のコンビニでおでんを買うとカラシと一緒に小さなパックの味噌だれをつけてもらえます。



5. 北海道でもおでんを買うと味噌がつく

なんとおでん購入時に味噌がつくのは愛知だけではありません。北海道のコンビニでもおでんを買うと味噌パックをつけてくれることが多いのです。確かに北海道のラーメンというと味噌ラーメンを思い出しますが、おでんももしかしたら同じ感覚なのかもしれません。

6. 姫路・青森のおでんには生姜がつく

さらに、青森と兵庫県・姫路市のコンビニでおでんを購入すると生姜がついてきます。正確には青森では「生姜味噌」がつき、姫路市では名物・姫路おでんと同様に「生姜醤油」がついてくるのです。

7. 四国のセブン-イレブン限定の「てんぷら」

四国のセブン-イレブンのおでんコーナーには、四国限定の具「てんぷら」があります。「えっ、おでんに天ぷら!?」と驚いてしまいますが、このてんぷらは四国風の白いさつま揚げのことを指すのです。

8. 沖縄のおでんは沖縄そばが食べられる

近年はコンビニのおでんにうどんなどの麺類を入れられるサービスが人気ですが、沖縄のファミリーマートでは沖縄そばを入れることができます。しかもおでんの具材にもテビチ(豚足)などの限定メニューが多く、他の地域とはまったく異なるおでんを楽しむことができるのです。



9. 福岡では肉まんに酢醤油がつく

福岡のコンビニで肉まんを注文すると、当たり前のように酢醤油を差し出されます。福岡では酢醤油をつけて肉まんを食べるのです。

10. 大阪では肉まんにからしがつく

大阪のコンビニで肉まん(豚まん)を注文すると、当たり前のようにねりがらしも提供されます。大阪では大人も子供もからしをつけて肉まん。常識やで!

11. 東北のセブン-イレブンで独自のコッペパンを販売

東北地方のセブン-イレブンでは中に緑色の「ずんだあん」とホイップがぎっしり入ったコッペパンが人気です。もともとは宮城限定の商品だったのですが、じわじわと人気が広がり、今では東北全域で販売されるようになりました。

12. 沖縄には限定おにぎりが多い

沖縄のコンビニには、油みそおにぎり、ポーク玉子おにぎり、タコス巻きなどの限定メニューが豊富にあります。特にファミリーマートが充実している傾向があるようです。また、今では全国的にメジャーとなった塩むすびも実は沖縄が発祥なのだとか。



13. セブン-イレブンのあんまんは地域で細かく異なる

セブン-イレブンで販売されているあんまんは、地域によってあんこの種類が異なります。東日本ではつぶあんやこしあんではなくゴマあんが使用され、北陸地方と西日本ではつぶあんを使用。北海道ではこしあんを使用しているのです。

14. 沖縄のコンビニではカップ泡盛がある

ワンカップの日本酒や焼酎は全国的に販売されていますが、沖縄ではカップの泡盛が販売されています。さらにファミリーマートではオリジナルブランドのカップ泡盛が販売され、泡盛のシークワーサー割りやコーヒー割りまであります。

15. 北海道の一部ではアメリカンドッグに砂糖

ホットスナックコーナーの人気商品・アメリカンドッグにはケチャップとマスタードをつけるのが一般的ですが、北海道の一部地域ではアメリカンドッグに砂糖をかけて食べるのが主流で、「フレンチドッグ」と呼ばれています。そのため砂糖が用意されているコンビニではレジで「ケチャップ、マスタードをおつけしますか? 砂糖をおつけしますか?」と確認されるそうです。



地方に行ったらコンビニを満喫するべし!



今回紹介したほかにも、コンビニではお弁当、惣菜、アイス、カップ麺などのコーナーにご当地限定の商品が並べられていることが多いため、旅行や出張などで行ったことのない地方に行った際にはぜひコンビニをチェックしてみるべきでしょう。

お土産屋で買うよりも珍しいものを買うことができるかもしれませんし、地域の特色や文化に触れることもできるはずですよ。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/