中国メディア・今日頭条は12月31日、昨年1年間で中国人がネット上で多く検索した日本関連ワードを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は12月31日、昨年1年間で中国人がネット上で多く検索した日本関連ワードを紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国の大手検索サイト・百度(バイドゥ)の日本法人が先日発表した、訪日中国人の検索ワードランキングを紹介。昨年1月1日から12月15日の間に中国人観光客が日本で百度検索エンジンを用いたキーワードのデータを収集したものだという。

 まず、名勝古跡ではアニメ「スラムダンク」の聖地として中国人にもよく知られている鎌倉高校に近い江ノ島が2位に入ったとした。また、温泉部門では北海道の温泉がトップ3を独占したことを伝えた。なお、1位は定山渓温泉であったとし「日本ではすごく有名ということではないが、中国人にはこの温泉が最も人気があるというのは不思議だ。分析によれば、中国国内のネット著名人が紹介したことにより、知名度が急激に高まったとのことだ」と説明した。

 検索ランキングからも北海道が相変わらず中国人観光客から人気を集めていることが伺えるが、都道府県の検索ランキングでは北海道はトップ5圏外なのだという。記事はその理由がについて、北海道に関しては「洞爺湖温泉」など具体的な名前で検査アクスルケースが多いからだと解説している。

 このほか、日本の芸能人部門では昨年4月にAKB48を卒業した小嶋陽菜が、日本の食品部門では日本酒がそれぞれ1位に選ばれたと紹介。百度の分析で、日本で約3年前に注目を集めた食材が、中国での人気が高まる傾向にあることを併せて伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)