エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平【写真:Getty Images】

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6人ローテ採用の場合は13投手がベンチ入り

 エンゼルスのビリー・エップラーGMは11日(日本時間12日)、フロリダ州オーランドで開催中のウインターミーティングで、先発6人ローテ採用の最終決断はスプリングトレーニング開始前に行うと話した。

 日本ハムから大谷翔平投手を獲得したエンゼルスは、大谷の二刀流実現に向けて6人ローテを採用することを検討している。6人ローテが採用されれば、他の先発投手も休養日が増えるため、最近怪我がちだった他投手にもプラスの効果がもたらされると考えているようだ。

 6人ローテが採用された場合でも救援投手は通常の7人をベンチ入りさせる予定で、25人枠のうち13人が投手となる。つまり、野手が通常より1人少なくなるが複数ポジションを守れる選手を控えとして採用し、問題を解決する見込みだという。

 また6人ローテの代替案として、先発もリリーフも両方できる投手を起用し、投手12人のままで臨機応変に対応する策も検討中だという。この場合は、ニカラグア出身の右腕、JC・ラミレスがユーティリティ投手になる可能性が高そうだ。

 エンゼルスがどういう形で大谷の“二刀流”をサポートするのか。早くも大きな注目が集まっている。(Full-Count編集部)