まったく共通点はなさそうだが、実は仲良し!

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音楽界の重鎮エルトン・ジョンがこのほど人気番組に登場し、アメリカ人ラッパーのエミネムとの仲について語った。音楽性や性格も全く異なる2人だが、相性は良いもよう。エルトンの大事な日には、エミネムが豪華なプレゼントを用意、彼のために贈ったというのだ。

先日、エルトン・ジョンが『The Graham Norton Show』に出演し、2001年から親しくしているというエミネムに言及。同性愛者を嫌っているかのような言葉を曲の中に散りばめてきたものの「同性愛について悪意なんかない」と何度も明かしてきた彼との交流について語り、(エルトンの配偶者)デヴィッド・ファーニッシュとの同性市民パートナーシップを認められた時には、ダイヤモンドで覆われた“大人のオモチャ”をお祝いのギフトとして貰ったそうだ。

「彼は、歌詞のせいで多くの人達に“ゲイ嫌いだ”って責められてきた。でも僕に言わせれば、それってナンセンスなこと。僕は彼がそんな男じゃないってサポートしたんだ。」
「僕達は友達になった。素晴らしい友人になったのさ。すごく良い奴なんだ。先週は雑誌の企画で彼にインタビューしたんだ。」

ちなみにエミネムより贈られたダイヤモンドつきの“大人のオモチャ”は、まだ未使用のままだという。

そんなエミネムは現在45歳にして「やんちゃな少年」というイメージもあるが、子煩悩な父であると同時にファンにも非常に優しい面があるのは有名な話。過去には骨肉腫で余命いくばくもないと診断されたファンの家に足を運び、約2時間にわたり野球やヒップホップの話で彼を楽しませたという。さらに“エミネム柄の義足”の少年のため自身のアルバムにサインをして送付、「応援してくれて、ありがとう!」といったメッセージまで寄せたこともある。

ファンを魅了するエミネム独特の音楽性―それに卑語が混じることで悪印象を持つ人も少なくはないが、歌詞が彼の人間性をそのまま表しているわけではないようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)