【アンケート結果】サッカーファンが選ぶEAFF E-1サッカー選手権で見たい新戦力は?

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 12月8日に開幕するEAFF E-1サッカー選手権(旧・東アジアカップ)。日本代表は国内組が中心で構成されることが濃厚で、誰が招集されるのか、どんな新戦力が加わるのか注目が集まっている。そこで今回、サッカーキングでは読者を対象に「日本開催のEAFF E-1サッカー選手権2017で、日本代表に呼んでほしい新戦力は?」というテーマで、一人につき最大3選手を選んでもらった。アンケートは約650人が回答。ファンの熱いメッセージとともに、注目の選手をポジションごとに発表する。

■ゴールキーパー
1位 中村航輔(柏/22票)
2位 飯倉大樹(横浜FM/7票)
3位 権田修一(鳥栖/3票)
その他

 GKでは柏レイソルの中村航輔が22票を集めて1位に輝いた。「今季はシーズンを通して力を見せている。日本代表での活躍も期待できそう」、「スーパーセーブを連発してほしい」、「まだまだ成長の兆しが見えるから」、「日本代表に招集されているが、試合に出場していないのでE-1サッカー選手権で見たい」といった声が上がった。

■ディフェンダー
1位 福森晃斗(札幌/28票)
2位 松原后(清水/26票)
3位 山中亮輔(横浜FM/24票)
4位 西大伍(鹿島/20票)
5位 中山雄太(柏/19票)
その他

 最終ラインで最も表を集めたのは、コンサドーレ札幌の福森晃斗。「J屈指の左足。FK、CKからの決定機を演出できる」、「左サイドからのアーリークロスは日本代表でも大きな武器になり得る」など、高精度の左足から放たれるキックに期待するコメントが多く寄せられた。

 次点は清水エスパルスの松原后。「積極的にドリブルを仕掛ける姿勢が好印象。21歳と若く将来性も抜群」、「左利きの大型サイドバックでドリブルが持ち味。ハリルホジッチ監督のスタイルにあっていると思う」など、その攻撃的なスタイルがどう生きるか楽しみにファンも多いようだ。

 サイドバックの名前が上位陣を占める中で、柏レイソルの若手センターバック、中山雄太も票を集める結果となった。

■ミッドフィールダー
1位 清武弘嗣(C大阪/57票)
2位 川辺駿(磐田/46票)
3位 中村憲剛(川崎/34票)
4位 大島僚太(川崎/28票)
5位 三竿健人(鹿島/23票)
その他

 中盤ではセレッソ大阪の清武弘嗣を推す声が多かった。「攻撃のアイデアが増える」、「魅力は縦パス、長短のパスが使い分けられること。乾貴士、山口蛍との関係性を踏まえるとぜひ見たい」、「違いを生み出せるテクニシャン。キック精度は世界トップクラス」。3月の招集を最後に日本代表から遠ざかっているものの、負傷から復帰してクラブに初タイトルをもたらすなど、完全復活をアピールしている。

 2位にはジュビロ磐田の川辺駿が選ばれた。「攻守両面でハードワークできるプレースタイルは、ハリルの戦術にマッチしているはず」、「推進力、運動量がある」、「粗さもあるが一気に化ける可能性も。縦に早いサッカーは向いている」、「デュエルができる若手ボランチ」など、今季の躍進を象徴する推薦コメントが並んだ。

■フォワード
1位 伊東純也(柏/108票)
2位 柿谷曜一朗(C大阪/53票)
3位 小林悠(川崎/41票)
4位 金崎夢生(鹿島/38票)
5位 土居聖真(鹿島/24票)

 今回のアンケートで唯一、100票超えを達成したのは柏の伊東純也だけだった。快速を生かして今季多くの決定機を創出しているアタッカーには「スピードと技術を兼ね備えた選手。絶対的スタメンがいない右サイドの即戦力に」、「スピードがありクロスの精度も高い。ジョーカーとしても使える」、「ここ数シーズンを通して結果を残してる」と、一度は日本代表で試してほしいとの意見が多く集まった。

 上位にはセレッソ大阪の柿谷曜一朗、川崎フロンターレの小林悠、鹿島アントラーズの金崎夢生、土居聖真といったリーグ戦で好調を持続している選手が名を連ねた。柿谷は2013年で得点王に輝いた相性が良い大会だけに、今大会でのアピールに期待がかかる。

 2005年大会に出場した巻誠一郎、2013年大会で優勝に貢献した柿谷、大迫勇也、青山敏弘、森重真人らは、大会をステップにその後の代表チームにコンスタントに招集されるようになった。今大会でも代表のポジション争いを活性化させる選手が現れることだろう。