日本代表メンバーから外れた香川 photo/Getty Images

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10日のブラジル代表戦、14日のベルギー代表戦に向けた日本代表メンバーにドルトムントMF香川真司、レスター・シティFW岡崎慎司、パチューカFW本田圭佑の3人が招集されなかったことは世界に大きな衝撃を与えている。日本でも原口元気や久保裕也など海外で活躍する次世代の選手が出てきているものの、やはり香川や本田は世界的にネームバリューがある。3人の招集外は世界にとっても驚きだったのだろう。

もうブラジル戦が迫ってきているが、『FOX Sports Asia』はこのタイミングで招集外となった香川のことを特集している。香川は日本の10番を背負っていた選手で、2014ブラジルワールドカップを含め近年は日本の主役だった。ドルトムントではブンデスリーガ制覇も経験し、ドイツ中に日本人選手が優秀であることを証明する存在となった。さらにマンチェスター・ユナイテッドにも移籍し、これも日本人選手の価値を高める要素になった。思い描いた通りの結果を得ることはできなかったが、日本人選手がマンUに移籍したインパクトは非常に大きかった。

同メディアは「香川は日本代表に今でもふさわしいか?」とアンケートを取っているが、実に89%もの人が「Yes。彼は日本で最も才能ある選手だ」と答えている。スタメンで出場しないとしても、途中からゲームのテンポを変えるために香川をベンチに置いておくのも悪くないはずだ。

まだロシアワールドカップ本番までは時間が残されているが、香川はもう1度奮起できるのか。世界のサッカーファンはワールドカップで日本の才能を見ることを楽しみにしている。