宇野昌磨【写真:Getty Images】

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SP&フリー1位の300点超でGP初戦V、2位ブラウンに40点差をつける圧勝

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは27日(日本時間28日)、男子フリーでショートプログラム(SP)1位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が合計301.10点で優勝。圧巻の300点超えに対し、海外メディアは「ショーマはありえない存在」と速報している。SP3位のジェイソン・ブラウン(米国)が合計261.14点で2位に入った。

 圧巻だった。10番手で登場した宇野は前半でジャンプにミスを出したが、その後は演技の中できっちりと立て直し、強さを見せた。演技後は大歓声を浴びながら、満足げな笑み。得点はフリー1位の197.48点をマークし、2位ブラウンに約40点差をつけ、GP初戦で圧勝を飾った。

 米スケート専門メディア「icenetwork」は、美しく滑る宇野の演技のワンシーンの動画とともに「ショーマはありえない存在だ」と公式ツイッターで速報。さらに、300点超えをマークしたスコアも速報している。

 ミスがありながら300点を超えてしまう強さを発揮した宇野。平昌五輪が控える運命のシーズン、GP初戦で、その能力の高さを世界に見せつけた。