世界終末時計は、残りあと2分半。混沌とする世界で、いつ、何が起こるか分かりません。けれど、私たちにいったいどれほど準備できるというのか。

世の中の疑問をシンプルに解明する人気動画シリーズの「AsapSCIENCE」では、文明崩壊後の生存者として手始めに何ができるか、必要最低限のサバイバルガイドを紹介しています。手書きの絵と一緒にわかりやすい解説。参考程度にどうぞ。

生きるか死ぬか
そのとき、アナタはどうする?

01.
まずは水

まず、新鮮な飲み水を見つけ出すのは、とても難しくなるでしょう。もし、川や湖の淡水に巡り会えたとしても、無数のバイ菌や病原菌で溢れているので注意が必要。それでも、5分ほど沸騰させることでバイ菌や病原菌は滅し、飲食に使用できるようになります。

ほかにも、サボテンを切り落として潰すことで新鮮な飲み水として得ることも。もし寒い気候や環境にいるのなら、雪を溶かすという方法もあります。雨水を集めることも同様。

唇を湿らせるのは、体内の水分を無駄にしてしまいます。ボタンや小石を口の中に含め、飴のように舐めることで、いくぶんか喉の渇きを軽減させらることも。そして、水を飲む際にはゆっくりと、時間をかけて飲むようにしましょう。体も、水分を効率的に取り入れる体調に慣れていくようにしていきましょう。

02.
食料調達

昆虫食の経験はないかもしれません。それでも、有事においては昆虫やミミズなどを食べることも方法のひとつ。昆虫にはタンパク質、ビタミン、ミネラルなども豊富。生き延びるための必要な栄養素となるでしょう。

そして、のちに肉食動物たちと獲物の取り合いとなるでしょう。肉食動物たちもあなたの危険を察知し、狙っていた獲物を与えてくれるかもしれません。でも、獲物の草食動物も逃げると、その運動により乳酸が分泌されるので、捕獲したとしても、すぐに腐ってしまいます。早めの調理がオススメ。

ビタミンCを取らないまま1ヶ月ぐらい過ごすと、徐々に体が弱っていき、できた傷も治りにくくなっていきます。ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要な栄養素。傷を治すための構造タンパク質にもなるのです。トウヒ針葉を紅茶のように淹れて飲めば、オレンジジュース一杯分のビタミンCが摂取できます。

タンパク質摂取のため、いちばん狩りやすい動物がウサギ。でも、ウサギの肉は赤肉で、赤肉のみで生き延びることはできません。脂肪分も必要となるからです。これまではバターや牛乳、油分やアイスクリームなどで脂肪分を蓄えられましたが、それはみな加工された食品ですから。

そのため、自然に脂肪分を摂るためには、どんぐりをオススメします。どんぐりを約2時間ほど茹でれば苦味も取れ、一旦乾燥させて食べるか、潰してパンケーキのようにして食べることも可能。タンポポやカエデの種も同じく、茹でれば苦味も取れるので、必要分の栄養素と脂肪分となります。

魚を捕まえて調理するのが理想的だけれど、なかなか魚はすばしっこいから、獲ったり釣ったりするのは困難。それでも海藻は魚の代わりになるくらいに栄養価を有しています。茹でたり、蒸したり、焼いたり、もちろん生でもOK。イカやタコなどの軟体動物や貝類も、火を通して食べれるのをお忘れなく。

03.
暖を取れる小屋

狩ってきた動物や採ってきた植物を調理するためにも火は必要となります。日々、マッチやライターを常備していれば安心なのですが、いざという時には石を叩いて火をおこす方法を覚えておくといいかも。黄鉄鉱は可燃性の高い鉱物なので、オススメです。または、虫眼鏡で火をおこすこともできます。 

すぐに暖まりたいからと、密閉された空間に火を炊くのはとても危険です。一酸化炭素中毒になって戻らぬ人になってしまいます。浅めの洞窟で、入り口付近に火を炊くか、斜めで開放的なテントを枝で作ることです。

 04.
衣服

冬場では、厚着しすぎるのはオススメしません。なぜなら、体温調整ができずに脱水してしまう可能性が高いから。

もっとも適度な厚着は、ブーツとウールの靴下を履くこと。スキニージーンズは体に密着しすぎるので避けた方がベター。特に膝が動けるようなズボンが理想です。

なるべくポケットが多い方が収納できるし、虫が寄ってこないようにコットン以外でできている洋服を選びましょう。動物からの脂肪分を靴下に塗っておけば、防水効果もあります。鳥の羽毛を集めれば、暖を取れるジャケットもできるでしょう。

Reference:The Atlantic
Licensed material used with permission by AsapSCIENCE