え!?包丁、暦、めがねまで?上野恩賜公園の不忍池で「供養塔」巡り

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供養塔がいっぱいの不忍池

「上野東京ライン」が開通してから様々な方面からのアクセスが良好となり、休日には以前にも増して観光客で賑わいを見せるようになった「上野恩賜公園」。
パンダの赤ちゃん誕生で話題の上野動物園、犬を連れた西郷隆盛の銅像など見所満載で、デートスポットとしても人気があります。

(西郷隆盛の銅像)

一面の蓮が神秘的な雰囲気の「不忍池(しのばずのいけ)」も、そんな人気のスポットの1つです。池の周辺には出店が立ち並んでいるので、のんびり食べ歩きしながらの散策もおススメの楽しみ方です。

そんな不忍池の周りには、様々な「物」を供養するための「供養塔」が並んでいます。

「物」の供養塔と言えば、歯学部のある大学の敷地内には「歯塚」があるなど、日頃お世話になっている物に感謝の気持ちを込めて建てられるものです。

不忍池の周りには「魚塚」「スッポン感謝の塔」「鳥塚」「ふぐ供養碑」など、食用とされる生き物の霊を追悼し、供養した供養塔が目立ちます。

(魚塚)

 

(スッポン感謝の塔)

 

(ふぐ供養塔)

しかし、供養されているのはこれだけではないのです!

更に池の周りを見ていくと「え!?こんなものまであるの!?」と、バラエティ豊かな供養塔に驚かされます。

ビックリ!珍しい供養塔

まず目についたのは「包丁塚」。

(包丁塚)

食べられる生き物の霊を悼むだけでなく、それを料理する包丁も手厚く供養しようというのは、粋な計らいです。

日時計のような形のオブジェは「暦塚」。

(暦塚)

「全国カレンダー出版共同組合連合会」という刻印が見えます。

そしてこちらは「めがね之碑」。

(めがね之碑)

このめがねのレリーフは、なんと徳川家康が使用していためがねがモデルなのだそうです!

これらの「物」の供養塔に共通するのは、「日頃使用している物への感謝の気持ち」です。

私達1人1人が物や食べ物の供養塔を建てることは、なかなかできるものではありません。
しかし、日頃何気なく使用している物や食べ物のありがたみを感じ、感謝することは、今すぐにでもできることです。

上野公園へ行く機会があれば、是非とも先人達を見習い、様々な「物」への感謝の気持ちを新たにしてみてはいかがでしょうか。