宮里優作が見舞われた思わぬトラブルとは…?(撮影:岩井康博)

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<アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 事前情報◇20日◇カレドニアン・ゴルフクラブ(7,100ヤード・パー71)>
前週の「ANAオープン」で16位タイに入り、賞金ランキングで1位を走るチャン・キム(韓国)に約260万円差まで迫った同2位の宮里優作。今週もキムが不在なことについては、「残念ですけど、アジアンツアーのいい選手がいるのでハイレベルな戦いができるのでは」と、特に気にしていない様子を見せた。

宮里優作“いちばんちゅーばー!!”喜びのカチャーシー披露
そんな宮里だが、練習ラウンドのスタート前にいきなりショーン・ノリス(南アフリカ)に後ろから抱え上げられた際、持っていた3番ウッドが股の間に挟まりシャフトが折れるという珍事に見舞われた。「(持ち上げは)これまでもよくされていた。わざとじゃないしスキンシップの一つ」というノリスの“ちょっかい”だったが、試合日直前の大トラブル。とりあえずはシャフトを交換して事なきを得たというが、宮里も「びっくりした」と振り返っていた。

今年の「ダイヤモンドカップ」の舞台となっているカレドニアン・ゴルフクラブは、宮里にとっては「以前よく合宿していた」という“勝手知ったる”コースだが、「グリーンのアンジュレーションがきついので、乗せる場所によっては難しい」と警戒。「アイアンの精度が大事」とコース攻略に意欲を見せた。

課題に挙げた初日のプレーについては、「大事に行き過ぎてもダメですし、バランスよく行きたい」と表情を引き締めた宮里。まずは毎試合狙っているというベスト10に向け、「安定感のある4日間にしたい」と顔を上げた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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