ユナイテッド、“世界一の右SB”バレンシアが2019年まで契約延長「僕の人生」

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▽マンチェスター・ユナイテッドは26日、エクアドル代表MFアントニオ・バレンシア(31)との契約を2019年まで延長したことを発表した。1年の延長オプションが付随している。

▽2009年夏にウィガンからユナイテッド入りしたバレンシアは、その後の8シーズンにわたって主力として活躍。近年は、もともとの主戦場であるウイングから右サイドバックにポジションを変え、出色のパフォーマンスを続けている。今季、ジョゼ・モウリーニョ監督はバレンシアについて、「彼以上の右SBはいない」と、世界一のライトバックであると称賛した。

▽ユナイテッド加入後、公式戦291試合22ゴールを挙げ、2度のプレミアリーグとヨーロッパリーグ、FAカップ、2度の国内カップ制覇に貢献してきたバレンシアは、契約延長に際して以下のようにコメントした。

「2009年以降、ユナイテッドが僕の人生だった。新たな契約を交わすことができて本当に嬉しい。水曜日の夜には、このクラブとして初めてのトロフィーを獲得できた。決勝ではキャプテンを務めたし、本当に名誉だった」

「今シーズン、監督は僕を非常に信頼してくれた。感謝している。次のシーズンもすべてのことに挑戦できるはずだ。家族、チームメート、そしてもちろん、ファンのみんなにも感謝の言葉を述べたいね」

▽一方、ユナイテッドのモウリーニョ監督は、以下のように話した。

「私がユナイテッドに加わるずっと前からバレンシアのことを高く評価してきた。それは秘密じゃなかったね。いかに素晴らしい選手かということは分かっていた。決して私を失望させることはなかった」

「ただ、彼がこんなにも偉大な人間かということは、想像できなかった。素晴らしい選手であり、人としてもそうだ。彼のような選手がいるのは、特権だ。契約延長してくれて嬉しい」