「YUSUKE YAMAMOTO STYLE BOOK 」より

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 山本裕典(29)の所属事務所が21日、山本との所属契約を終了したと公式サイトで発表した。若手イケメン俳優として人気があった山本への事実上のクビ宣告。所属事務所は、「弊社とのマネージメント業務委託契約の内容に違反したため」としている。

 山本は、イケメン俳優の登竜門として知られる「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリと同時に読者投票1位にも選ばれ、エヴァーグリーン・エンタテイメントに所属する形で芸能界デビュー。『仮面ライダーカブト』で仮面ライダーサソード・神代剣役でドラマに初出演し、『桜蘭高校ホスト部』や『タンブリング』では主演を務めるなど、将来を嘱望される存在だった。

 所属事務所側は公式サイト上で、クビ宣告に至った経緯を「本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました。しかしながら、本日までの一連の諸事情を鑑み、山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました。」と説明している。

「山本は以前から素行が悪いことで知られ、1月には『フライデー』でアイドルの卵ら約10人との飲み会に参加して女性を持ち帰る現場が報じられたばかり。山本はそれ以前にも一般女性とのお泊まりデート、キャバクラ嬢との関係を報じられたこともあった。毎回、報じられるのは一般人女性ばかりで、カラダ目当ての関係だったことは明らか。その度に事務所はペナルティーを課すなど厳重注意していたが、態度は一向に改まらなかった。こうしたことが重なって事務所サイドの我慢が限界に達したのでしょう」(スポーツ紙記者)

 山本の“素行不良”ぶりは度々ネット上にも広がっていたようで、半裸の山本がベットで寝ている画像まで流出したこともあった。今回のクビ宣告も予想できたことだという。

「ネット上には山本をダシにしたクラブイベントの開催告知などが度々あがるなど、以前から悪い筋との付き合い囁かれていた。こうしたクラブイベントでは山本と出会えることを売りにしていた形跡があり、さらに六本木でバーを経営している疑惑も浮上。所属事務所としては見過ごせない闇の副業を持っていたことが決定的だったとも。山本が所属していたのは業界最大手の系列でタレント管理には厳しいことで有名。契約違反を繰り返す山本が細川茂樹と同様にクビになるのは時間の問題でした」(前出・記者)

 人気イケメン俳優の突然の解雇劇。山本は事実上の芸能界追放を言い渡されたに等しい。課外活動のツケは大きく膨らんでしまったようだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。