歌手で俳優の星野源(35)の公式ツイッター・アカウントが5日、2011年に発信したツイートが話題になったことを受け、お詫びのコメントを寄せた。宣伝用のキャラクターが発したつぶやきであることを説明し、「星野さんご本人ではありません」などとコメントしている。

 星野の公式ツイッターは現在、星野の記名入りでコメントが出ることもあるが、その多くはスタッフが告知を含めてつぶやいている。

 そうしたなか、5日に突如として2011年4月1日に発信された“あるツイート”が話題になった。午後7時の時点でリツイート数は1万7千件を超え、いいねの数も1万8千件を超えている。

 この“あるツイート”について、星野の公式ツイッターは釈明のコメントを投稿。

 「過去のツイートでお騒がせして申し訳ありません!」と詫びの言葉から綴り出し、「実はこのアカウントは元々『ばかくん』という名前のキャラクターが無茶苦茶な言葉と共に星野源の情報を勝手にツイートするという形で2010年頃に始まりました」とコメントが発信された経緯を説明し、「担当していたのは当時の宣伝スタッフで星野さんご本人ではありません」と星野のつぶやきではないとした。

 さらに、「当時、なんとか印象に残る宣伝を、と生まれたキャラでした」と宣伝用のキャラクターとして生み出されたものであるとし、「ばかくんの変なツイートは当時様々な方に楽しんで頂きましたが、2012年頃から段々と現状のスタイルに移行し、2015年にアカウント名も変わったいま、その時代のツイートだけが残ってしまっている状態です」と、ツイートが放置されていたという。

 『ばかくん』のキャラクターはファンとのコミュニケーションツールだったといい、「それまでやったことを無しにするのも寂しい、とツイート自体は残していましたが」とファンと紡いだ時間を大切にするため残していたことを報告。だが、不本意な形でツイートが拡散されていることから、「削除する方向で検討させて頂きたいと思います」との考えを持っているという。

 そして、「以上、ただいまお騒がせしてしまっている『ばかくん』時代の過去のツイートのご説明でした。何卒ご理解いただければと思います。今後とも星野源のオフィシャルアカウントをよろしくお願い致します!」と締めくくっている。