5日、韓国・MBCテレビなどによると、炎に包まれた集合住宅の防犯柵を素手で取り外し、少年少女を火の手から救い出した男性が韓国で注目を集めている。資料写真。

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2016年10月5日、韓国・MBCテレビなどによると、炎に包まれた集合住宅の防犯柵を素手で取り外し、少年少女を火の手から救い出した男性が韓国で注目を集めている。

先月23日午後10時ごろ、韓国の3階建ての集合住宅で火災が発生した。当時2階にいて出火にいち早く気付いたパク・テホさん(32)は、妻に119番通報を任せると、すべての世帯を回り呼び鈴を鳴らして住民に逃げるよう呼び掛けた。自身も屋外に逃げたところで、半地下の部屋から「助けて」少女の声が聞こえた。パクさんはすぐに半地下室の窓に付いていた頑丈な防犯柵を素手で取り外し、中にいた14歳の少女を助け出した。さらに建物の裏手に回って再び防犯柵を外し、反対側の部屋にいた少女の兄も救い出すことができた。

パクさんは「防犯柵を外せるようには思えなかったが、何とかしなければと思った。娘を育てる自分には少女の声が『パパ助けて』と言っているように聞こえ、見過ごせなかった」と話している。

火は30分ほどで消し止められ、1世帯を全焼したものの、パクさんの活躍もあり人命被害はなかった。パクさんの2人の娘は「パパはスーパーマンみたい」と誇らしげに話しているという。

韓国のネットユーザーからは、これにたくさんのコメントが寄せられている。

「超人的な力という表現が似合う」
「久しぶりに心が温かくなるニュース。娘さんはパパをものすごく誇らしく思うはず」
「国が国民を守らなければ、市民の英雄がこうしてあちこちに現れる」

「けがの治療代も支援してあげて。こういう人なら税金も惜しくない」
「表彰じゃ足りない。賞金をあげてほしい。正義の人が増えてこそ、互いに助け合う社会になるはず」
「危険な時には人は火事場のばか力が出るというけど、本当なんだね」

「最近の世知辛い世の中でこういう人の話を聞くと、本当に涙が出てありがたく思う」
「実にカッコいい方だ。その勇気に敬意を表します」
「超人ハルクだ、すごい!」(翻訳・編集/吉金)