中国メディアの今日頭条は25日、米国人は日本人に対してどのようなイメージを抱いているかについて考察する記事を掲載した。記事はこのテーマについて米国市民としての立場で説明しており、記事が紹介している日本人に対するイメージは米国人の生の声として捉えることができるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は25日、米国人は日本人に対してどのようなイメージを抱いているかについて考察する記事を掲載した。記事はこのテーマについて米国市民としての立場で説明しており、記事が紹介している日本人に対するイメージは米国人の生の声として捉えることができるようだ。

 記事はまず、米国人が日本人に対して思い浮かべるイメージの1つは「ハイテク」だと紹介。米国人は日本人を「とても頭が良い」と見なしており、従って初対面の日本人に対して「私のコンピューターを修理できますか?」と訊ねる米国人は多いと説明した。

 また別のイメージは「日本人はみな空手ができる」だと紹介。そのため初対面の日本人に対して「空手を教えてくれませんか?」と訊ねる米国人も多いと説明した。事実、ある映画には空手のできない1人の日本警察に対して米国の警察官が「あなたは日本でただ1人空手のできない日本人に違いない」と話すシーンがあると記事は紹介した。

 もちろんすべての米国人が日本人に対してこのようなイメージを抱いているとは言えないだろう。それでも多くの米国人が前述のイメージを抱いているとすれば、これだけ交通やインターネットが発達した現代においては非常に驚くべき現象だといえる。

 米国人が日本人に対してこれほど間違ったイメージを抱いているとしたら、それはもしかしたら日本に対する関心の低さの表れなのかもしれない。米国人の生活に対する日本の影響力あるいは米国市民が実感できる日本の影響力は、中国人の生活に対する日本の影響力と比べてはるかに小さいと言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)