玄関のチャイムが鳴っても居留守を使うのはめんどくさいしトラブルを避けるため?(写真はイメージ)

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自宅にいるときに玄関のチャイムが鳴った場合、約46%の人が無視をする、というアンケート結果が出てネット上で話題になっている。

NHK受信料の訪問員だったり、新聞や宗教の勧誘だったりする可能性があるため「めんどくさい」「トラブルを避けたい」ことなどが居留守を使う理由だ。そしてこのアンケート結果から、無視するのはチャイムだけではなく、自宅の固定電話の呼び出し音もそうだ、と明かす人がネット上に多数現れた。

NHK、新聞、宗教勧誘......

このアンケートはニュースサイト「しらべぇ」が全国の20代〜60代の男女1365人に聞き、2016年5月5日に公開した。「自宅のチャイムが鳴っても無視をすることがある」と答えたのは男性が40.9%、女性が53.6%で全体では46.4%になった。

無視する理由は、まずは「もしも変な人だったら...」と考えてしまう人が多くいるためだが、「NHKの受信料契約なら嫌だ」という人がかなりいて、ほかにも、新聞を含むセールスや宗教の勧誘は嫌だから、と答えている人がけっこういたという。

このアンケート結果がネット上で大きな話題になり、

「スマホ全盛期でいきなりピンポンならすとか暴力でしかないわ」
「セールス、新聞、NHK、宗教がほとんどだと分かれば居留守にもなるでしょ」
「今の時代アポ無しの訪問は無視一択でしょ。田舎の場合は近所付き合いあるだろうけど、セキュリティしっかりしてるマンション以外は危険すぎる」

などといった意見が掲示板に出ている。

都心だけでアンケートを取れば居留守を使う人はもっと多いはずだという意見もあり、訪問販売や勧誘でチャイムを鳴らされることを嫌がる人の共感が広がっている。

このアンケート結果に対しては、「チャイム以上に自宅の固定電話が鳴っても出ない」といった反応も数多く出た。

固定電話も留守番電話にして出ない

掲示板では、

「我が家は電話が鳴っても留守電のままだよ」
「うちの親は家の電話ですらまったく出ないないな。家族は携帯電話でやり取りするし、電話=詐欺&セールスだと思ってる」
「勧誘電話は一度出ると酷いことになることがあるから。固定電話も留守番電話にして出ない」

などといったことが語られている。

電話がかかってきた場合は電話番号を確認し、知っている番号であれば折り返しの電話をし、留守電にメッセージがある場合はその内容を聞いた後で電話をするかどうか決めるという人が目立っている。

一方で、「アポなし訪問も電話もとりあえず受ける」という人もいるが、それはセールや勧誘が繰り返し来ないようにするために「きっちりと断る」ことにしているからだという。