3月12日に、事務所独立と“mImi”としての”活動終了を発表した東北在住の5人組のガールズユニットが、3月19日に仙台タワーレコードパルコ店にて、グループ名を“mImi”から新たに「パクスプエラ (pax puella)」と改名して新たな活動を始める事を発表した。

“パクスプエラ”は、YURIKA、NANAMI、YUINA、HINA、MIU の平均年齡が 12.2 歳というフレッシュな5人組のユニット。mImi の活動時からローティーンながらも洗練されたヴォーカルとダンスのパフォーマンスの完成度の高さが魅力で注目を浴びており、今回の改名と楽曲プロデューサーにミュージシャンの“坂本サトル”を迎え、更なる期待が高まる中で 新たなスタートをきる。

東京女子流『おんなじキモチ』やDotrothy Little Happy『恋は走り出した』の名曲のカバーを高いクオリティで表現するパフォーマンスが話題の中、急遽の事務所独立と“mImi”としての”活動終了を発表し、今後の動向に注目がされていた。

16時からsendai☆syrupの大盛り上がりのイベントに続き、タワーレコード仙台パルコ店で“重大発表”が行われた。

1曲目に東京女子流の『おんなじキモチ』を披露、そしてリーダーのYURIKAが「今日から私達は“mImi”改め“パクスプエラ”として、新たに出発します!なんと、グループ名は坂本サトルさんが名前を付けてくださいました!」と報告。NANAMI「ラテン語でパクスは“平和”、プエラは“女の子”という意味です。世界を平和にするグループになるように、と付けて下さいました。カタカナで『パ・ク・ス・プ・エ・ラ』です。ぜひ覚えて下さい!」。YUINA「そして、楽曲も書いてくださいました!これからパフォーマンスする曲“1.2.3!”です!」。HINA「そして、私達のデビューシングルが5月25日にavex traxより発売が決定しました!」。MIU「これから、パクスプエラとして活発に動いていきますので、応援よろしくお願いします!」とメンバーからの新しい発表に仙台タワーレコードパルコ店内は、歓声と声援があがった。

そして、坂本サトルお得意の優雅な旋律と、前向きで意思を込めた歌詞がぐっと入ってくるミディアム調の新曲『1.2.3!』を初披露。会場からは拍手が沸き起こる中、そのまま『ストーリー』へと続き、会場を大いに沸かせ、多少の音響トラブルの中でも会場の温かい雰囲気で新曲を再度披露し、まさに、名前の由来を彷彿させる“幸せを与える“パフォーマンスで魅了をした。楽曲の定評が高い坂本サトルのプロデュースと共に、希望が込められたグループ名と楽曲での新たな出発。今後はリリースに向けて、出身の東北を盛り上げるため仙台を中心に活発な活動を展開をしていく。

また、新たなスタートに向けて、坂本サトルからコメントも寄せられた。

<「パクスプエラ」デビューに寄せて>
世界史の成績はパッとしなかったが「パクス・ロマーナ」という言葉が好きだった。約2000年前のローマ帝国の繁栄を表す言葉で、その後、その時代時代に台頭した国や文化はパクスブリタニカ、パクスアメリカーナ、パクスモンゴリカ…等と呼ばれた。ま、歴史の話はともかく「パクス」と言う響きがとてもいい。ラテン語で表記すると「Pax」。これも素敵だ。いつかどこかで使いたい。ずっとそう思ってきた。今回、新たなスタートを切る5人の女の子たちに僕は満を持して「パクスプエラ」という名を贈った。ラテン語でパクスは平和、プエラは女の子という意味だ。「女の子による平和」素晴らしい。本当に平和そうな字面だ。元々「Pax」はローマ神話に登場する平和と秩序の女神のことだと言うからなおさら良い。
ところで「パクス・ロマーナ」は「ローマの平和」と訳されるが、実際には「ローマによる支配」でもあった。そういった歴史の二面性もこのグループ名に込めたつもりだ。可愛いだけじゃない、ニコニコしながら男子や大人には耳の痛いことなんかもサラッと歌ってしまう5人組。支配でも平和でもどっちでもいいけどこの子達見てるとなんだか幸せ。そんな存在になってくれることを願っています。気合い入れてサポートさせて頂きますので。
「パクスプエラ」みんなに愛されますように。(坂本サトル)