江戸時代の「和のライフスタイル」を振り返る 歌川国貞の浮世絵展が原宿に

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 浮世絵師の歌川国貞の作品を通じて和のライフスタイルを発信する展覧会「歌川国貞 〜和の暮らし、和の着こなし。」が、浮世絵 太田記念美術館で開催される。会期は4月1日から24日まで。 歌川国貞の浮世絵展が原宿での画像を拡大

 歌川国貞は、美人画と役者絵の二大ジャンルを席巻していた浮世絵師。江戸っ子の暮らしを描いた第一人者で、当時は葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳を大きく上回る人気だったという。 展覧会では、「ファッション」や「アクセサリー」をはじめ、「メイクと身だしなみ」「アウトドアで遊ぶ」など、様々なシーンで構成。三味線を片手に立つ芸者の姿を描いた「江戸名所百人美女 よし町」といった作品を揃える。着物を普段着として楽しんだり、日々の暮らしの中に昔ながらの伝統や習慣を取り入れるなど、若者たちの間で注目を集めているという和のライフスタイルを振り返る。■歌川国貞 〜和の暮らし、和の着こなし。会期:2016年4月1日(金)〜24日(日)会場:浮世絵 太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)開館時間:10:30〜17:30(入館は17:00まで)休館日:毎週月曜日、4/25〜28(展示替え)入館料:一般700円、大高生500円、中学生以下無料※団体(10名以上)は1名あたり100円割引