“冬眠中”の島崎遥香(今年10月撮影)

 AKB48の“ぱるる”こと島崎遥香が嘆きの声を挙げた。24日放送の日本テレビ系『ベストアーティスト2015』を欠席し、「本当は出たかったのですが足の先生にとめられていて」など足の火傷を理由にストップがかかり、「私はもうAKBじゃないんじゃないかと不安で毎日悩んでいます」と複雑な心境を打ち明けた。

 8月に持病のぜんそくが悪化し休養して以降、島崎の体調不良が続いている。9月に復帰したものの、トークアプリ「755」で自身が“痩せすぎ”ていることを明かし、15日には都内で開かれた『バイトAKB』の記者発表会で、「ぜんそく持ちなので、気管支を広げようとハーブティーを飲もうとしたらこぼしてしまった」と左足を火傷したことを打ち明けた。

 さらに、21日には自身が主演を務める映画『劇場霊』の初日舞台挨拶に出席。この際には、急性胃腸炎を患っているにも関わらず、本人の意思で強行出演していたようだ。

 そうした背景の中、24日にトークアプリ「755」で一部ファンから「ぱるる 無理しないで欲しい ずっと待ってるから ゆっくりしてね」とのメッセージが届いた。

 これに島崎は「完治したらみなさんに報告します。もう少し待っててくださいね 胃腸炎は治ってきています 咳はたまに出る程度です!」と元気よく回答。さらに、「足は毎日病院へ通っていてゆっくり長い目で完治していくのを願うのみです!」と綴り、ファンを安心させた。

 ただ、同日放送された『ベストアーティスト2015』に出演したAKB48の中に島崎の姿は見られず。一部ファンは「出てなかったけど大丈夫?」と心配の声を届けた。

 すると、島崎は「本当は出たかったのですが足の先生にとめられていて。。。」と左足の火傷の影響で出場を取り止めていたことを報告。さらに、「私はもうAKBじゃないんじゃないかと不安で毎日悩んでいます。早くみんなの元へ帰りたいです。待ってて欲しいです」などと切実に悩む心境を打ち明けている。

 これにファンはツイッターなどで、「早く帰ってこられるようになるといいね」「AKB48は、ここまでこれたのは、ぱるるのおかげでもある」「ぱるるが不安だとこっちも不安になる」「何もしてあげられない自分が悔しい」などとエールのほか、島崎の不安が伝染したかのようなつぶやきが繰り返された。

 また、「AKB48にとって必要な1人。だから、卒業だけは、やめて欲しい」と、不穏な空気を感じ取るファンもいるようだ。

 島崎については、AKB48総合プロデューサーの秋元康氏が5日に「755」で、「ぱるるは冬眠しています」などとし、「冬眠の穴から、少し出て、キョロキョロしているみたいですが、急な寒さや低気圧に咳込んで、また、戻ってしまうみたいです」と現状を説明。その上で、「少しずつ、外にいられる時間が伸びるといいですね」と気遣っていた。