ミランOBが本田のクラブ批判発言に反発「完全に不適当なもの」

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 元ミランのジョヴァンニ・ロデッティ氏が、クラブを批判した日本代表FW本田圭佑を非難した。イタリアメディア『Tuttomercatoweb.com』が6日に伝えている。

 4日に行われたセリエA第7節でナポリに0−4と敗れた試合後、2試合連続で出番のなかった本田は、改革が必要だとクラブを批判。「マンチェスター・Cやパリ・サンジェルマンくらいお金を使うとか。そうじゃないならもう少しストラクチャー(構造)の部分から見直していかないといけない」などと不満を漏らしていた。

 同メディアは、本田の発言から“投資”の部分だけに焦点を当てて、「ミラン復活のためにパリSGやマンCのような投資が必要だと言っていましたが?」とロデッティ氏に質問。それに対し同氏は、「権限のないところに入り込んだと私は思う。それならば、彼がマンチェスター・Cの選手を買えばいい。本当にそのように望むのなら。繰り返すが、彼が発した言葉は完全に不適当なもの。何よりもサッカーをすることを考えなければならない」と話し、一選手としての発言としてふさわしくないものだと心境を述べている。