厚生労働省が発表した2014年11月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、1人当たりの現金給与総額は前年同月比1.5%減の27万2726円となった。現金給与総額の減少は9カ月ぶり。実質賃金は17カ月連続の減少、前年同月比4.3%減で減少幅が拡大した。業種別に見ると、複合サービス事業29万4923円(前年同月比4.2%増)、教育,学習支援業30万7054円(同2.0%増)、学術研究等38万4154円(同1.5%増)、電気・ガス業4