「誰か、立候補者はいませんか?クラスのみんなで手助けしますよ!」担任教諭の再三の説得もむなしく、とうとう一人も立候補者が名乗り出ず、結局は無記名投票で決まるのが常だったのは、日本の小中学校時代の学級委員選挙。逆に、ドイツの学校では、往々にして立候補者が乱立してしまうため、立候補を思いとどまらせるための(?)「学級委員の心得」なる文書が配布されることがあります。その文書には、学級委員に必要不可欠な