僕の身体の中には、4年周期のリズムが刻まれている。82年、86年、90年、94年、98年、02年、06年、10年。それはすなわち、ワールドカップのリズムなのだけれど、何というか、少し格好良く言えば、それぞれは人生における記念碑のような役目を果たしている。どこが勝ったとか負けたとか、日本の成績がどうだったとか、サッカーの中身が大きなウエイトを占めているわけではない。これまでにも何度となく述べてきたことだが、ワールド