進化を続ける女王ナミュールが万全の態勢を整え、1年ぶりに淀に帰ってくる。最終追いは坂路単走の通常メニュー。体にみなぎるエネルギーを内にため込んだまま、4F56秒6〜1F12秒0でゆったりと駆け上がった。高野師は「夏負けの兆候を一切見せず、牧場(ノーザンファームしがらき)でも順調に乗り込んでベースをつくってもらっていた。むやみに速い時計は要らない。仕上がりには満足」と納得の表情。昨年も最終追いは坂路で4F58秒