経済産業省は、乗用車の燃料としてガソリンに混ぜるバイオ燃料の導入目標を初めて策定する方針だ。2030年度までに給油所で供給を始め、自動車メーカーには30年代の早期にエンジン車で全ての新車をバイオ燃料対応車とすることを求める。関連法の改正による義務化も視野に入れ、バイオ燃料の普及で脱炭素化を後押しする。経産省が11日の有識者会議で方針を示す見通し。50年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする